あべのハルカス メディカルプラザ

あべのハルカス 専門クリニック リウマチ膠原病内科・循環器内科・糖尿病内科

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〒545-6090 大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43
あべのハルカス メディカルプラザ ドクターインタビュー
ドクターインタビュー

リウマチ膠原病内科・循環器内科・糖尿病内科

 第7回 2015年7月
金山内科クリニック
院長メッセージ

生活習慣病(糖尿病、高血圧症、高コレステロール血症)に対し、特に力を入れているクリニックです。

心筋梗塞・狭心症・脳梗塞といった重症の循環器疾患の背景には、高血糖・高血圧・高LDLコレステロールといった病態があることが多く、それらの適切な管理が健康寿命の観点からも重要と言われています。

院長(金山)はリウマチ専門医、アレルギー専門医、腎臓専門医で関節リウマチ、膠原病、線維筋痛症、慢性疲労症候群のエキスパートとして知られています。 副院長(藤高)は循環器専門医かつ糖尿病専門医で、生活習慣病の管理を得意にしています。軽症の疾患から合併症をたくさん持たれた重症の方まで、多数経験しています。

院長、副院長のそれぞれの専門分野をいかして患者様を診察し、場合によっては両者で診察させていただき、患者様に最善の治療を受けていただくよう努力しています。

専門医

≪院長≫

リウマチ専門医

腎臓専門医

アレルギー専門医

≪副院長≫

循環器専門医

糖尿病専門医

所属学会

≪院長≫

米国リウマチ学会

リウマチ学会(功労会員)

米国腎臓学会

腎臓学会(功労会員)

アレルギー学会(功労会員)

≪副院長≫

内科学会

循環器学会

糖尿病学会

内分泌学会

 

金山内科クリニック 金山 良春 院長

金山内科クリニック

金山 良春 院長

金山内科クリニック 藤高 啓祐 福院長

金山内科クリニック

藤高 啓祐 副院長

インタビュー

ご専門科目、診療内容について

診療科目は循環器内科と糖尿病内科(副院長が担当)、およびリウマチ膠原病内科(院長が担当)です。

糖尿病は発症早期では症状がないことも多く、健康診断などで偶然見つかることも多い疾患です。また、ひどくなってくると「のど」の乾き、おしっこの回数や量の増加、目のかすみ、体重の減少といった典型的な症状がでてきます。循環器疾患も予防が重要ですが、そのためには血糖値をはじめ血圧やコレステロールの適切な管理が必要です。ですから、糖尿病と循環器疾患はお互いに密接に関わっていると言えます。副院長は、それぞれの分野において適切なアドバイスや介入を行います。

関節をはじめとする全身の痛みや不明熱、倦怠感など不定愁訴は膠原病が原因であることも多く、院長の得意とする分野です。

異なる二人の専門家がお互いに協力しあって外来診療を行っています。合併症が多く複雑な病態の時は、二人の診察を受けていただくこともあります。

 院長先生は、膠原病や線維筋痛症といわれる難しい病気の治療に取組まれ、全国から患者さんが受診に来られるという評判を耳にしますが、それは何故でしょうか?

また、膠原病に対する貴院での診断と治療の流れについてお聞かせください。

 膠原病は大阪市立大学病院にて膠原病外来を始めて以来40年以上診療に従事していますで、その経験を評価していただいているのではと思います。線維筋痛症は、近畿圏内で専門に診療しておられる先生が数少ないことと、患者様の疼痛の診断と治療に真剣に取り組んでいる姿勢を評価して頂いているのではないかと思います。大阪市立大学病院、神戸大学医学部附属病院、奈良県立医大病院、大阪赤十字病院などからも、患者様の紹介をいただいております。

膠原病、リウマチ性疾患は病気により主として侵される部位が、関節、筋肉、皮膚、粘膜、肺、心臓、腎臓、など様々で、また病変が多岐にわたる事が多く、症状についての問診と全身の診察が最も大切です。その上で、検血、肝機能、腎機能などの一般的検査に加え、抗核抗体,DNA抗体、リウマチ因子など免疫学的な検査を行い、病名を絞り込んでゆきます。

入院を要すると判断した場合は、大阪市立大学病院、NTT西日本大阪病院、大阪赤十字病院、大野記念病院の膠原病内科に紹介させていただいております。

 副院長先生にお尋ねします。

どんな場合が高血圧と診断されるのでしょうか。他院で治療しても血圧が下がらない場合も診ていただけるのでしょうか?

 高血圧は相当ひどくならないと症状はありません。また基礎疾患によって治療目標も変わってきます。5年に1回ガイドラインが改定され、最近では2014年に改定されました。診療所での血圧、自宅での血圧、それぞれに基準値があります。とりあえずは、前期高齢者までの方はご自宅の血圧135/85mmHg、後期高齢者のかたは145/85mmHg、を超えてくるようであれば一度基礎疾患のチェックと生活習慣の確認は必要と思います。軽度であれば内服薬は必要なく、塩分制限などの生活習慣の改善で十分対応は可能です。もうすでに高血圧の診断を受けておられ生活習慣の改善や内服薬を服用されていても、血圧管理が不十分であれば他の疾患の関与も疑われます。採血や尿検査、必要なら画像診断も行い適切な治療を試みます。

 副院長先生は糖尿病の専門医でもありますので、お尋ねします。

糖尿病は、進行して悪化すると合併症で危険な状態になる恐ろしい病気と聞いておりますが、病気の成因別にどんな治療をされているのでしょうか?

 糖尿病は、ざっと1型、2型、妊娠糖尿病、その他(膵臓癌や膵炎など膵臓疾患も含む)に分類されます。また病態もインスリン分泌が悪くなっている(または極端に分泌されない)状態か、分泌能は十分だが効きが悪い状態かに分けられます。多いのは、生活習慣病のひとつである2型糖尿病ですが、インスリン分泌の状態はそれぞれです。ですから初診の時点では鑑別を行い、その時点での合併症の評価を行った上で適切な治療法を提案します。しかし、患者背景は各々で異なりますので一番適切と思われる治療が行えない場合もあります。その場合はケースバイケースでテラーメードと言いましょうか、その人にあった治療を提案していきます。どちらにしても治療の目的は適切な血糖コントロールを基本に、合併症の発症や増悪を防ぎ健康寿命を延ばすことです。

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